福は微になるより生じ、禍は忽にするより生ず 『説苑』
2023年8月22日
出典:中国古典 一日一言 守屋洋
miwa的解釈:
しあわせは、ごくわずかに生まれて、
ふしあわせは、いい加減にすることから生まれる
漢字:
福:フク・さいわい
・しあわせ・さいわいする
微:ビミ・かすか
・ごく小さい
・ごくわずか・かすか
・なくなる・おとろえる など
生:セイ・ショウ・いきる・いかす・うまれる・うむ・おう・はえる・き・なま
・いのち・うぶ・なる
・はえる・はやす・草木が芽を出す(生長・野生)
・うむ・うまれる・子が生まれる(生殖・出生)
・生きる・いかす(生活・生存) など
禍:わざわい・まが・カ
・わざわい・まが・ふしあわせ
忽:コツ・たちまち・ゆるがせ
・たちまち・にわかに(忽然)
・ゆるかぜ・いいかげん(忽略・粗忽)
訳:
成功は細事をゆるがせにしないことから生まれ、
失敗は細事をゆるがせにすることから生まれる
【福は微になるより生じ、禍は忽にするより生ず】の後に、
『説苑』もこれに続けて、
【日夜恐懼し、ただ卒ざるを恐る】
と続く。
上記の訳の方が全体として意味が通るかもしれない。
感想:
実は、これ以外にももう一つ守屋さんは訳を出してくれてて、
私はそっちも好きだなぁって思う。
何だか、心が温まる感じで。
どれにしても、自分の行いはどうかな、って再度振り返る文だなぁって。
そして、私はまだまだすぎるって思った笑
さぁ、今日も頑張ろう!